Technology

Zero-Outbound, By Hardware

外部接続を遮断する、ハードウェア主体の閉域ネットワーク構成。ICTK PUFチップとAir-Gap構造で、データを手元で管理します。

接続方法 — 専用ネットワーク (Private Wi-Fi)

  • PCアプリ
  • モバイルアプリ
  • PUF USBキー
D-GOサーバーに接続
インターネット接続なし

専用アプリでのみ接続し、Webアクセスは遮断します。インターネットに接続しない構成です。

対応プラットフォーム: Windows · macOS · Linux · iOS · Android

主要セキュリティ仕様

セキュリティチップ
ICTK PUF(複製できない半導体固有の特徴)
暗号化
AES-256・RSA-2048の二重暗号化
デバイス通信
mTLS相互認証通信
完全性
SHA-256+TSAタイムスタンプ
ローカルAI
NPU 6 TOPS · Local RAG LLM
本体
Linux組み込みOS・8インチタッチスクリーン

Architecture

システムアーキテクチャ

専用アプリと金庫本体は、インターネットを経由せず専用ネットワークで接続します。

Client App

PC・モバイル専用アプリ

  • D-GO 金庫管理
  • データの暗号化・復号
  • 文書のタイムスタンプ
  • 文書閲覧証明
  • 音声の録音・保存
  • 鍵・証明書管理
  • 転送後にデータを自動消去

専用ネットワーク (Private Wi-Fi)· Air-Gap · Zero-Outbound

Embedded Server (金庫本体)

Linuxベースの組み込みOS

8インチタッチスクリーン搭載

PUF Core Logic (暗号化・制御の中心)

外部インターネットへの接続を遮断し、入出力を専用ネットワーク内で処理します。 緊急時は物理USBキーとハードウェア情報による二重復旧

  • 冗長化ストレージ

    • · RAID 1ミラーリング
    • · C/D/E保護パーティション
  • 環境制御

    • · UPS内蔵
    • · 125°F以上でシャットダウン
  • 物理的な開閉機構

    • · PUF認証と連携
    • · モータードライバー制御
  • Secure Port

    • · PUF認証時に有効化
    • · USB-Cポートのアクセス制御
  • Local AINPU 6 TOPS

    閉域ネットワークのLocal RAG LLM(文書検索・要約)

ネットワーク隔離とハードウェア暗号化を組み合わせ、サーバーを保護します。

Core Technology

4つの主要技術

D-GO Quantum Data Vaultを支える4つの技術

  • PUFによる暗号制御

    Core Logic

    PILLAR 1
    • 半導体固有の特徴から暗号キーを生成
    • 揮発性メモリ内でキーを管理し複製を防止
    • Zero-Outbound暗号化(外部接続を遮断)
    • すべての暗号処理を本体内で実行
  • 物理キーとデジタル認証による復旧

    Dual Recovery

    PILLAR 2
    • デジタル認証情報の紛失時に物理キーで復旧
    • PUF電子キーとハードウェア情報を組み合わせ
    • 電子ボタンとモーター制御を連携
    • 複数の復旧方法を用意
  • 環境監視・データ保護

    Environmental Protection

    PILLAR 3
    • 125°F(52°C)を超えると自動シャットダウン
    • RAID 1リアルタイムミラーリング
    • UPS無停電電源装置
    • 衝撃・振動の検知と通知
  • ハイブリッド二要素認証+Secure Port

    Access Control

    PILLAR 4
    • キーパッドとPUFハードウェアキーの二要素認証
    • PUF認証後のみUSB-Cポートを有効化
    • ネットワークドライブの動的制御
    • すべてのアクセス試行を記録

Defense in Depth

セキュリティ階層

物理的隔離から監査証跡まで、8層の保護機能を組み合わせます。

  1. Layer 0

    物理的隔離

    専用ネットワークのみで動作・インターネットへの接続経路なし

  2. Layer 1

    デバイス認証

    PUFとmTLSの相互認証により、登録済みデバイスのみ接続

  3. Layer 2

    近接条件

    許可範囲から離れるとファイルを自動ロック

  4. Layer 3

    ユーザー認証

    C・D・Eの各レベルに対応するID・パスワード、二要素認証、生体認証

  5. Layer 4

    データ暗号化

    AES-256二重暗号化

  6. Layer 5

    完全性の検証

    SHA-256+TSAタイムスタンプ

  7. Layer 6

    マルウェア検査

    取り込むファイルをリアルタイムに検査

  8. Layer 7

    監査証跡

    すべてのアクセス・持ち出し履歴をログチェーンに記録

Partitions

保護レベルに基づくパーティション管理

ファイルの機密性に応じてC/D/Eに分類して保護します。機密性が高いほど、認証要件が厳しくなります。

  • C保護レベル 一般

    認証
    ID・パスワード
    対象文書
    日常業務の文書
    • ID・パスワード
  • D保護レベル 保護

    認証
    +二要素認証
    対象文書
    契約・人事・財務
    • ID・パスワード
    • 二要素認証
  • E保護レベル 機密

    認証
    +スマートフォンの生体認証
    対象文書
    重要機密・知的財産
    • ID・パスワード
    • 二要素認証
    • スマートフォンの生体認証

自動分類

ユーザーのタグと保護レベルに基づき、ファイルをC/D/Eパーティションに自動的に割り当てます。

Roadmap

今後の研究・開発計画

AIと物理セキュリティ技術を組み合わせ、次世代の金庫プラットフォームへの拡張を進めます。

  • 7.1

    ストレージの保護

    • 基板の取り外し時にNVMe SSDデータを消去する技術の研究
  • 7.2

    ローカルAIの機能拡張

    • Local NotebookLM機能
    • Wiki形式の情報システム

    ローカルLLMによる文書検索・要約は標準搭載

  • 7.3

    ハードウェアの拡張

    • カメラを利用した印鑑システムの研究
  • 7.4

    通信・追跡機能

    • 独立通信基板(Wi-Fi・BLDC・GPS)の搭載
    • 電源遮断時のHeartbeat信号送信
    • 指定クライアントへの通知
    • 位置追跡機能の検討

Comparison

主な特長の比較

  • データの保存場所

    従来製品
    クラウドにコピーを保存
    D-GO
    Air-Gap・Zero-Outbound。本体内のみで保管
  • デバイスの接続

    従来製品
    広くアクセス可能
    D-GO
    PUF認証済みデバイスのみ接続
  • 紛失時

    従来製品
    データ漏えいのリスク
    D-GO
    セキュリティキーの自動消去でデータを保護
  • 資産管理

    従来製品
    デジタル資産のみ
    D-GO
    紙の書類などとデータを一元管理
  • 原本の証明

    従来製品
    真偽の証明機能なし
    D-GO
    TSAタイムスタンプによる存在証明
  • アクセス制御

    従来製品
    常時アクセス可能
    D-GO
    近接条件とデバイス認証による二重保護
  • AIの利用

    従来製品
    文書を外部AIサービスへ送信
    D-GO
    閉域ネットワークのLocal RAG LLMで、金庫内の文書を検索・要約

Q & A

技術に関するご質問

Zero-Outboundとは何ですか。
外部インターネットへのデータ送信経路を持たないセキュリティモデルです。D-GOは専用ネットワーク(Private Wi-Fi)内でのみ動作し、暗号化・復号は本体内で処理します。キーはPUFチップで生成し、揮発性メモリ内で管理します。
PUFハードウェアキーを紛失した場合はどうすればよいですか。
デジタル認証と物理キーを用いた二重の復旧方式です。物理キーを紛失した場合は、登録済みモバイルアプリとハードウェア情報を組み合わせてPUFキーを再生成します。
量子暗号は現在利用されていますか。
D-GO Quantum Data Vaultは、量子時代を見据えたデータ金庫を意味します。現在はAES-256とRSA-2048を使用し、今後の耐量子暗号(PQC)の導入を準備しています。

システム構成から実現するセキュリティを、
実機で ご確認ください。

PUF認証から専用ネットワーク内のAI検索・要約まで実機でご紹介します。法人・団体向けの導入相談も承ります。